市子連発足から半世紀を超えて
平成30年12月より、川越市子ども会育成団体連絡協議会の会長をしております、堀 満と申します。この会長の任を受けるまで、副会長として平成20年度より約10年間、JL育成担当部付として活動してきました。その中で、JLの成長する姿を見るにつけ、川越市を担う子どもたちが頼もしく、またうれしく感じてきました。
さて、市子連理事や校区、単位子ども会の役員の皆様には、毎年、市子連の活動に精力的に関わっていただいておりますことに、改めて深く感謝申し上げます。このようなご尽力の積み重ねで、平成30年に創立50周年を迎えることができました。
発足から半世紀たった現在、市子連には小学校26校区が加盟し、子ども会会員数約1万5千名、育成会会員数は約5千名に上り、この規模は県内屈指の団体となっております。
近年、少子化の影響により、会員数や単位子ども会数が減ってきている地区もありますが、ジュニアリーダースクール(JLS)においては、毎年百名ほどの受講生が集まり、ジュニアリーダースクラブ(JLC)も会員数が大きく減少することもなく、各校区の特色を生かしながら活発に活動が行われています。
しかしながら、皆様のご尽力により順風満帆に進んできた市子連活動も令和元年度末から新型コロナウィルス感染症により、令和2、3年度には、かるた大会をはじめとするほとんどの行事を中止せざるを得ませんでした。このことは、校区・単位子ども会育成会でも同様な状況だったと思います。
私は、市子連発足以来、最も困難な時に直面している今だからこそ、「ふるさと川越を大切にする子どもたち」の育成のために、子ども会育成会活動の原点・基本を踏まえ、これからの十年、二十年を見据え、わたしたちが協力支援し合い、知恵を出し合って、さらに時代に応じた活動ができるよう皆様と共に末永く前進していくことが大切だと考えております。
今後も育成会活動にご尽力、ご支援いただきますことを期待申し上げまして挨拶とさせていただきます。
川越市子ども会育成団体連絡協議会 会長 堀満
子ども達は、家庭、学校、地域を活動の拠点としてさまざまな活動をしています。子ども達が健全に育つためには、家庭、学校、地域での活動が一体となって進められることが必要です。そのような活動の中で社会性もはぐくまれます。
子ども会は、隣近所で生活を共にする学年(年齢)の異なる子ども達を仲間とする集団(異年齢集団)を活動の基本としています。そして、子ども達の仲間に、指導者と育成者が関わり子ども会の活動は成立します。
子ども会では、子ども会員一人一人が行事計画にそって遊びやゲーム、清掃などのボランティア活動などさまざまな活動をとおして仲間と交わり、連帯感、責任感などを活動の中から学ぶことができる、子どもにとって大切な地域組織です。
前年度の事業報告、決算報告、今年度の活動方針と事業計画、予算案の決議を行います。
本部会役員と担当部会副部長以上の組織。理事会連絡内容の検討や、その他打合せを行います。
本部会役員と各校区理事の組織。本部会や担当部会からの連絡事項共有の場。川越市や市子連からの連絡事項を校区理事に伝え、各校区に持ち帰ってもらいます。
川越市郷土かるた大会等、各種イベントを開催します。
川越市子連広報誌「ひろば」を年1~2回発行します。
育成者研修会の主催や、他市町村と連携し研修会を開催します。
ジュニアリーダーの育成のため、スクールや研修会を開催します。
総会、理事視察研修、かるた大会の企画・運営の幹事として中心的に活動します。
広報誌「ひろば」の発行のため現地取材、記録、編集を行います。
ジュニアリーダースクールや新育成者研修会の企画・運営支援を行います。
ジュニアリーダー基礎研修会や研修交流会など、ジュニアリーダーがかかわる行事の運営支援を行います。